青猫

※ウニさんの作品はPixiv及び「怖い話まとめブログ」さまより、 Youtubeの動画は彼岸さんのUPされている136さんの朗読をお借りしています。 耳で捉えた物語を目で文章を追うことで、さらにイメージは大きく膨らんでいくのではないでしょうか。       [h2vr] 「墓」   暑い。 我慢ができなくなり、上着を脱いで腰に結んだ。 一息ついて、山道を振り返る。 林道が何度も折れ曲がりながら山裾へ伸びている。 下の方にさっき降りたバス停が見えるかと思ったけれど、背 ...

※ウニさんの作品はPixiv及び「怖い話まとめブログ」さまより、 Youtubeの動画は彼岸さんのUPされている136さんの朗読をお借りしています。 耳で捉えた物語を目で文章を追うことで、さらにイメージは大きく膨らんでいくのではないでしょうか。       [h2vr] 「賭け」   大学三回生の春。 すでに大学のあらゆる講義に出席する気を失っていた俺は、それまで以上にバイトとギャンブルを生活の中心に据えていった。 ギャンブルと言っても、競艇や競輪などのオッサン向け ...

※ウニさんの作品はPixiv及び「怖い話まとめブログ」さまより、 Youtubeの動画は彼岸さんのUPされている136さんの朗読をお借りしています。 耳で捉えた物語を目で文章を追うことで、さらにイメージは大きく膨らんでいくのではないでしょうか。       [h2vr] 「図書館」   大学２回生のとき、出席しなくてもレポートだけ提出すれば少なくとも可はくれる、という教授の講義をとっていた。 嬉々として履修届けを出したにも関わらず、いざレポートの提出時期になると、『 ...

※ウニさんの作品はPixiv及び「怖い話まとめブログ」さまより、 Youtubeの動画は彼岸さんのUPされている136さんの朗読をお借りしています。 耳で捉えた物語を目で文章を追うことで、さらにイメージは大きく膨らんでいくのではないでしょうか。       [h2vr] 「病院」   大学２回生時９単位。３回生時０単位。すべて優良可の良。俺の成績だ。 そのころ子猫をアパートで飼っていたのであるが、いわゆる部屋飼いで一切外には出さずに育てていて、こんなことを語りかけて ...

※ウニさんの作品はPixiv及び「怖い話まとめブログ」さまより、 Youtubeの動画は彼岸さんのUPされている136さんの朗読をお借りしています。 耳で捉えた物語を目で文章を追うことで、さらにイメージは大きく膨らんでいくのではないでしょうか。       [h2vr] 「葬祭」   大学２年の夏休みに、知り合いの田舎へついて行った。 「ぜひ一緒に来い」と言うのでそうしたのだが、電車とバスを乗り継いで８時間もかかったのにはうんざりした。 知り合いというのは大学で出会 ...

※ウニさんの作品はPixiv及び「怖い話まとめブログ」さまより、 Youtubeの動画は彼岸さんのUPされている136さんの朗読をお借りしています。 耳で捉えた物語を目で文章を追うことで、さらにイメージは大きく膨らんでいくのではないでしょうか。       [h2vr] 「月の湧く沢」   大学２年の夏休みに、知り合いの田舎へついて行った。 師匠と仰ぐオカルト好きの先輩のだ。 師匠はそこで何か薄気味の悪いものを探しているようだったが、俺は特にすることがなくて、妙に居 ...

※ウニさんの作品はPixiv及び「怖い話まとめブログ」さまより、 Youtubeの動画は彼岸さんのUPされている136さんの朗読をお借りしています。 耳で捉えた物語を目で文章を追うことで、さらにイメージは大きく膨らんでいくのではないでしょうか。       [h2vr] 「奇形」   俺にはオカルト道の師匠がいるのだが、やはり彼なりの霊の捉え方があって、しばしば『霊とはこういうもの』と講釈をしてくれた。 師匠曰く、ほとんどの霊体は自分が死んでいることをよくわかってい ...

【眼と耳で読む】　木　【師匠シリーズ】 ※ウニさんの作品はPixiv及び「怖い話まとめブログ」さまより、 Youtubeの動画は彼岸さんのUPされている136さんの朗読をお借りしています。 耳で捉えた物語を目で文章を追うことで、さらにイメージは大きく膨らんでいくのではないでしょうか。       [h2vr] 「木」   大学二回生の春だった。 近くを通ったので、オカルト道の師匠の家にふらりと立ち寄った。 アパートのドアをノックしてから開けると、 部屋の中では師匠が ...

※ウニさんの作品はPixiv及び「怖い話まとめブログ」さまより、 Youtubeの動画は彼岸さんのUPされている136さんの朗読をお借りしています。 耳で捉えた物語を目で文章を追うことで、さらにイメージは大きく膨らんでいくのではないでしょうか。       [h2vr] 「館」   潮騒を聞いている。 暗い海がその向こうにある。 空には一面の星。水面にはその欠片が揺れている。 春はようやくやってきたが、夜はまだまだ肌寒い。 「最後の１本だ」 何度目かになる言葉のあと ...

  洒落怖より6話   136（イサム）さんによるねとらじでの朗読配信の生録音ファイルです。 お待たせしました！久しぶりの136さんの配信です。 平日午前開始という、大変珍しい時間帯での配信で、聞き逃した方も多いのではないでしょうか。 どうぞ、お楽しみください。   （※後半部、時々音飛びが生じています。たぶん136さんの接続環境によるものだと思われます。） ■おごめごさま/産めない/ある殺人者の話ほか全6話     朗読ファイルデータ

※ウニさんの作品はPixiv及び「怖い話まとめブログ」さまより、 Youtubeの動画は彼岸さんのUPされている136さんの朗読をお借りしています。 耳で捉えた物語を目で文章を追うことで、さらにイメージは大きく膨らんでいくのではないでしょうか。       [h2vr] 「声」   大学２回生の春だったと思う。 俺の通っていた大学には、大小数十のサークルの部室が入っている３階建てのサークル棟があった。 ここでは学生によるある程度の自治権が守られ、２４時間開放という夢 ...

※ウニさんの作品はPixiv及び「怖い話まとめブログ」さまより、 Youtubeの動画は彼岸さんのUPされている136さんの朗読をお借りしています。 耳で捉えた物語を目で文章を追うことで、さらにイメージは大きく膨らんでいくのではないでしょうか。       [h2vr] 「写真」   大学２回生の春ごろ、オカルト道の師匠である先輩の家にふらっと遊びに行った。 ドアを開けると狭い部屋の真ん中で、なにやら難しい顔をして写真を見ている。 「なんの写真ですか」 「心霊写真」 ...

※ウニさんの作品はPixiv及び「怖い話まとめブログ」さまより、 Youtubeの動画は彼岸さんのUPされている136さんの朗読をお借りしています。 耳で捉えた物語を目で文章を追うことで、さらにイメージは大きく膨らんでいくのではないでしょうか。       [h2vr] 「桜雨」   大学一回生の冬だった。 駅の構内で甘栗を売るバイトをしていた俺は、鼻唄をうたいながら割れ栗を見つけては廃棄廃棄と呟きつつしゃがんで口に放り込む、ということを繰り返していた。 甘栗にはシ ...

※ウニさんの作品はPixiv及び「怖い話まとめブログ」さまより、 Youtubeの動画は彼岸さんのUPされている136さんの朗読をお借りしています。 耳で捉えた物語を目で文章を追うことで、さらにイメージは大きく膨らんでいくのではないでしょうか。       [h2vr] 「見えない男」   １回の秋だった。 「黒い手」の一件以来、ときどき覗いていた都市伝説などを語るサイト『ピーチロア』で、突発オフ会の参加者を募っているのを発見した。中高生が多く、大学生の自分には少々 ...